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うつ病の診断と投薬の開始

看護師

うつ病の治療に用いられる薬の種類

うつ病と診断されて治療に向き合うために必要なのは、気持ちを落ち着けてゆっくりと休養をとるということが第一となりますが、気持ちが落ち込むことや不安で夜に眠れないなど、うつ病に伴う多くの症状を軽減させるために薬が処方されることが一般的です。薬を飲むことによって不安な気持ちが緩和されたり、悲しい気分が解消したりするなどの効果が期待できます。飲み方について医師の指示を必ず守り、自分の判断で服用する量を増やしたり減らしたりしないように心がけ、服用中は定期的に医師の診断を受けることも大切です。治療の進め方は、医師の判断によって薬が処方され、それを患者が服用することでしばらく様子を確認しながら、合う合わないを見極めていくこととなります。経過観察によって医師から薬が合っているという診断を受けた場合にはそのまま服用を継続し、効果が薄い場合には別の薬に切り替えて引き続き経過を確認していくというここになります。自分に合った薬が見つかることによって症状の改善が進みますので、何度か薬を変更しても指示された通りに服用を続けましょう。うつ病の治療に用いられる代表的な薬は抗うつ薬です。現在の主流は副作用の少ないSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)や、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)となっています。服用後に気持ちが和らいで安心感を得られることが期待できる薬ですが、飲み始めには副作用が見られるケースもありますので、不快な症状が気になるのでしたらすぐに医師の診断を受けることも重要です。抗うつ薬と同時に処方されることが多いのは抗不安薬です。不安な気持ちに襲われた場合に服用すると気持ちの落ち着きがすぐにあらわれますので頓服薬として処方されるケースがあります。また不眠症の傾向がある場合には睡眠導入剤も処方されます。就寝する30分ほど前に服用することで、楽に入眠することが可能となります。いずれの薬も、医師の指示をよく守り用法用量を確認して服用しましょう。服薬管理と同様に、ストレスを溜めないよう気をつけて生活することや、困ったことがあればすぐに医師に相談するなど、しっかりと治療に向き合っていくことをお勧めします。